ARJS長州大会 優勝
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山口県で行われたアドベンチャーレース ARJS長州大会(2024.9.14-15)で優勝しました。
二日間のステージレース、山と海を駆け巡り、逆転優勝!!
ARJS長州大会(2024.9.14-15)
今回はフキコ、ダズさん、しゅんぺーさんの3人で出場。長州大会は2日間のステージレースで行われる。
フキコとダズさんは初出場、メインナビのヒロキ不在でちょっとソワソワしながら飛行機、レンタカーで会場入り。山口は想像以上の暑さに危険を感じた。
地図配布、競技説明を終えて作戦会議。
1日目はMTBでかなり登って、降りてモノマネして、山でロゲ、MTBで帰ってくるようなコース。
15時スタートとはいえ、とにかく暑いので暑さ対策が大事になりそうだ。「藪漕ぎ少なそうなんで脱ぎましょう。ビブスを着るので、上は裸で」フキコダズさんはファイントラック のインナーにビブス、しゅんぺーさんは裸ビブになった。さらにフキコはバイクのインナーパンツで行く事にした。普通に考えると上下下着なので変態だ…でも背に腹は変えられない。(でもコレが後に暑さ対策だけでなく、良い仕事をする)藪対策に脱いだズボンとtシャツは背負って、自社製品の脛当てと靴ゲイターは装着した。
15時に一斉スタート。イーストウインド(田中正人さん、てっちゃん、よんちゃん))が飛び出して、とりあえずついていけば良いですか?と進むが、すぐに分岐で行く方向が違くなり、自分たちのナビを信じて進んだ。
峠道を登り始めて、前にいたBけもの道が牽引準備で止まっているところを抜くが、すぐに抜き返される。すごい勢いで登っていった。フキコはダズさんに牽引してもらいBけもの道の背中が見えるくらいで進んでいくが、道の崩落やガレたところが増えてだんだん乗れなくなる。どんどん差が開いていった。
今回は長距離移動でMTBを持って行くのが大変なので3人ともレンタルにしたが、やはり自分のよりレンタルバイクは重い…後悔したが仕方がない。
ガレた道が終わり、またひたすら登る。今度はしゅんぺーさんが遅れだし、ダズさんに牽引してもらう。やっと長い登りが終わった。
CP2-5はMTBをどこに置いて取りに行ってもいいので、各チーム作戦が分かれる。CP2の近くまでMTBで行き、ピストンでCP2と3をとった。イーストウインドの姿が見えて、意外に近くにいると士気が上がる。3のパンチではBけもの道より先にパンチできて調子に乗る。エイドで英気を養ってCP4はどこにMTBをデポするか悩みながら行くと、地図にない良さげな林道が。それに誘われ、近くまでMTBで行こうとしたが、思った通りに道がいかずロスしてしまった。5を取った頃にはイーストウインドやBけもの道の気配はすっかりなくなっていた。
MTBで気持ちよくくだり、鬼門のモノマネポイントだ。くじで引き当てた人のモノマネをしてスタッフを笑わせなくてはならない。引き当てたのは「すぎちゃん」。姿かたちは思い浮かぶが、よくわからないままフキコがモノマネ開始。モノマネ開始してしばらくしてダズさんが決め台詞「ワイルドだろ〜」を教えてくれる。それそれ!!しかしスタッフは笑う気配がしない。「今日の私は、コレほぼ下着。ワイルドだろ〜」と言ったところで笑ってもらえた。
またバイクで少し登ってCP8へ。新しい地図をもらいcp9-12はトレッキング。すっかり暗くなったが、ほぼ順調にとって、あとは少し登ってゴールに向かうだけ!夜になっても暑さは続き、川で頭を冷やしてリフレッシュした。
21時前にゴールに着くと、入浴後のイーストウインドとBけもの道がいた。けっこう差がついちゃったな…と凹むが、まだ明日がある。美味しいカレーをたくさん食べて、回復しようと眠りにつくが、身体が火照って寝付けなかった。
2日目、朝5時でも暑く、今日も暑さとの戦いになりそうと覚悟する。2日目はカヤック、MTB、カヤック、釣り、SUPなどの好きな乗り物を選んで水中のCPを取りに行ってゴールと盛りだくさんだ。
6:30一斉スタート。スタートダッシュを決めてトップに立つ。うちのチームは3人乗りのシットオンカヤックだが、自艇持ち込みのチームはシーカヤックだ。しばらくすると後ろにシーカヤックシングル×3艇のイーストウインドが。田中さんが我々の艇の後ろにピッタリつけて「良いねー楽だねー」とニコニコしていた。後方でてっちゃんにアクシデントがあったようで離れていったが、田中さんとわちゃわちゃしながら漕げて楽しかった。
最初のシーカヤックセクションは1位で通過。MTBに乗り換えて小刻みなアップダウンの続く街を進む。途中でイーストウインドに抜かれすぐ見えなくなってしまった。
ジェラートの味を当てるチームチャレンジのCPでは3つのジェラートの味を当てるとボーナスが。しかしなかなか難しい。バジル、コーンはわかったけどあと一つ…サトウキビ?と答えたが不正解。正解はイタドリ。わかるかーい!!
気を取り直して顔ハメ看板選手権をして、いくつかのCPを取りながらカヤックを置いた場所へ戻る。
次のカヤックは長距離だ。少し風も出てきて難しくなるが、先頭でしゅんぺーさんが風とうねりを読んで、後ろでダズさんが地図を読んでラダーをとって、無駄ないラインで進んでいく。やはりしゅんぺーさんの漕ぎは超一流で、波に合わせてパドルを入れたり、ちょっとスイープするだけでも見たことのないパドルの動きをしていて驚かされる。
読み通り1時間半でCP25から26を漕ぎ、次は釣りCPに向かう!イーストウインドが釣りを開始していて差は7分くらいか。先に釣れば2日目は勝てるかも?!交代でやるが、餌ばかり食われ全然釣れない。イーストウインドも苦戦していて、お互いに20分の時間を使い果たして次に向かったので差は変わらなかった。
次はSUPやメガSUP、小さいカヤック、謎の乗り物など水上アクティビティで使うものを好きに選んで、200m先の水中にCPがあるポイントまで行く。SUPをダブルブレードで漕ぐのが1番速いというしゅんぺーさんのアドバイスで、SUPとダブルブレードのパドルを選び出艇。シュノーケルでCPを見つけパンチをしようと思ったら…パンチカードを持ってきてないことが発覚!!3人とも勘違いしていた…急いでパンチカードを取りに戻る。遠くに見えたBけもの道が来るのではないかソワソワし始める。1日目はだいたい30分差だったので、どうにか30分差をつけてゴールしたい。
最後はカヤックに乗り換えて、ちょろっと漕いでゴールだ。けっこう漕いでうんざりし始めていたけど、最後まで全力で漕いでゴールした。
ゴールの浜でシュノーケルやイーストウインドのシーカヤックを借りて遊びながら、ソワソワしながらBけもの道のゴールを待つ。(田中さんによる練習生へのシーカヤック指導は、本当に優しくて仏のようでした。横で聞き耳立てて参考にする我々)
Bけもの道は30分経っても来ない。いや、長井さんならジェラート当ててるかもしれないのでまだわからない(当たったら10分マイナス)。40分待っても来ないので、コレは優勝か?!(イーストウインドは男子3人チームなので順位がつかない)
結果は1日目の差をカヤックで挽回しての逆転優勝でも結局イーストウインドとは1時間差弱ついたのかな?
懇親会では信じられないくらいの美味しいお刺身や豪華な食事、美味しいお酒がたくさん。時間無制限なのに乾いた身体に染み渡って、即死してしまいました。悔しい!!
噂には聞いていたけど、長州大会は遠いけど、本当にコースも面白いし、打ち上げ等のホスピタリティーが最高で、最高でした。来年も行きたい!(懇親会でベビーシッターしてくれるって言ってるスタッフさんいた!)来年は家族で参戦か?!