ゲイターの価格改定と、製作体制の「アップデート」について

ゲイターの価格改定と、製作体制の「アップデート」について


いつも応援ありがとうございます。
今日は、ブランドとしての大きな転換点についてお話しさせてください。
2026年2月1日より、一部商品の価格を改定いたします。

• トレイルゲイター:4,500円 → 5,500円

※以下AIに私っぽい感じにしてと添削してもらったら少し面白い文章になりました🤣伝えたい内容はそのまま詰まっています!

「藪漕ぎゲイター」については、しばらくの間セール価格(1,000円引き)で踏ん張ってきましたが、このタイミングで元の定価に戻させていただきます。心苦しいですが、これからも私たちがフィールドで全力で使い倒し、「これなら勝てる」と確信できる道具を作り続けるための決断です。

そして、もう一つ大きな変化があります。
ようやく、トレイルゲイターを「即納」できる体制が整いました。
これまで、私がミシンで夜な夜な縫い続けてきましたが、ありがたいことに注文が激増し、完全にキャパオーバー。レースに出る時間すら危うい状況でした。そこで、夫が奔走し、トレイルゲイターの縫製を専門の工場へ依頼することにしたんです。
ここからが、なかなかの泥仕合でした。

「本当に素人なの?」から始まった国内工場探し
夫はまず、大きな展示会で出会った中国の優良工場と交渉を始めました。ところが、私たちが「これじゃないとダメなんだ」と使い続けている、あの絶妙な厚みと伸び、そして裂けにくい生地が、向こうではどうしても手に入らない。コストを優先して生地を変える選択肢もありましたが、そんな妥協をした時点で、それはもう私たちの道具ではありません。結局、中国進出は泣く泣く断念しました。
そこから国内工場を一から探す日々。アパレル業界なんて全くの門外漢な夫は、「小ロットで受けてくれるのか?」と不安を抱えながら、ある工場へ電話をかけました。
返ってきたのは、「脱サラしてチャレンジしてるってこと?面白そうだからとりあえずサンプルと生地送ってよ、縫ってみるから」という、懐の深い言葉でした。
後日、私たちが作ったサンプルを見た工場の方からは、「本当に素人なの!? 凄く上手に縫えてるじゃない」と驚かれたそうです。独学で、現場での使い心地だけを考えてミシンを踏み続けてきた日々が、プロに認められた瞬間でした。

ストレッチを「殺さない」ための、緻密な縫い目
しかし、量産への道はさらにシビアでした。
パターン(型紙)は同じなのに、縫い方がほんの少し違うだけで、あの吸い付くようなフィット感が一瞬で消えてしまうんです。
特にこだわったのが「カバーステッチの密度」です。
この生地の伸びを最大限に活かすには、縫い目を細かくして、糸を贅沢に使う必要があります。 そうすることで、生地が最大まで引き伸ばされた時にも、糸が突っ張ることなく追従してくれる。一見、効率が悪そうに見えるこの緻密な縫製こそが、あの激しい動きに追従する伸縮性の正体です。
本来なら必要な「縫製設計書」なんて、私たちにはありません。夫が写真に指示を書き込んだ、もはや手紙のような「自作の仕様書」を何度も送り、工場の方と泥臭くすり合わせを繰り返しました。

さらに難関だったのがロゴのプリントです。
「高伸縮」かつ「強撥水」という、プリントにとっては最悪の条件。伸びても割れず、撥水加工にも負けない特殊なインク。この色出しと耐久性のために、職人さんと何度もやり合いました。

これからも「現場主義」で。
こうして、プロの技術によって、私が作っていたものと遜色ない(むしろ安定感はそれ以上の)トレイルゲイターを量産できるようになりました。これで、皆さまを長期間お待たせすることなくお届けできます。

ちなみに、「藪を漕いでもずり上がらないゲイター」については、これからも変わらず私が一針一針、手作りで仕上げていきます。 あの特殊な構造だけは、自分でハンドルを握っていないと気が済まないので。
「値上げ前に買っておきたい!」という方は1月末までに。
「新しくなった最強のゲイターで、早く山へ行きたい!」という方は、ぜひ今すぐチェックしてください。

これからも、私たちがレースで「これだ!」と確信した道具だけを届けていきます。
新体制になった私たちのゲイターを、どうぞよろしくお願いします!
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